白山高校がルーキーズと呼ばれた理由は監督と部員5人の熱血にあった!甲子園初出場への道

「白山高校ただの初出場高校じゃないの?」

白山高校って聞いたこと無いけど
リアル・ルーキーズって呼ばれて
注目される理由は何なの??

ええ、ただの初出場校では無いんです!

だって5年前の部員数は
たったの5人なんですから!!!

そんな公立の白山高校が
現在55人の部員を要する
甲子園出場校にまで成長した理由
まるでルーキーズだったのです!

いったいどんな学校だったのでしょう?

スポンサーリンク


ルーキーズ白山高校の5年前

東拓司監督就任時の5年前、
2013年の部員数はたったの5人
大会に登録することすら出来ません。

しかもグラウンドは草だらけ
練習すらままならない状態・・・

東拓司監督はまず草むしりなど
グラウンド整備から始め毎日行いました。

そのグラウンドは「甲子園」と同じ広さ
したのです。

理由は、目標を明確にするためでした。

練習よりもまず、来年入ってくる
1年生のために環境作りから始めたのです。

そして、県内の中学校を何度も訪ね、
選手集めに奔走しました。

野球ノートも作りました。

2013年直後の大会では、
引退した3年生の部員と
新入部員を集めて何とか参加
こぎつけました。

2013年の試合結果
白山vs紀南 2-12(コールドゲーム)

もちろん1回戦敗退です。

それもそのはずです。

2013年までの戦績はというと

対戦相手 スコア
2007年 桑名北 0-11
2008年 三重水産 0-4
2009年 桑名 0-20(コールド)
2010年 津商業 1-4
2011年 津田学園 0-10(コールド)
2012年 上野 0-9(コールド)
2013年 紀南 2-12(コールド)

見ての通りのすべて初戦敗退の惨敗です。

2013年の壮行会では、
「どうせ試合に出てもコールド負けだから出るのやめておけ」
みたいな声もあったそうです。

悔しくて見返してやりたい気持ちで
いっぱいになったそうです。

ここから5年何があったのでしょうか?

なぜ5年で優勝まで行けたのか?

ここから白山高校が
下克上ののろしを上げ始めるのです。

東拓司監督は
練習を甲子園を意識したものに
変えていったのです。

まずは、練習試合をたくさん行いました。

格上のチームと年間150試合以上
行うようにしたのです。

計算すると、
2~3日に1回は試合を行っています。

東拓司監督は白山球児たちに
実戦の経験を積ませたのです。

それだけではありません。

実戦で自ら課題を見つける事で
効率的な練習に繋げていけたのです。

そして何より、
試合は楽しい!!!(笑)

楽しむ意識を球児たちに与えたのです。

理由
・試合感覚を養う
・実戦で自ら課題を見つけて効率的な練習
・野球を楽しむ意識

実践に勝るものはありませんからね!

三重県内一の練習試合数が
実を結ぶのに時間はかかりませんでした。

ルーキーズ白山高校の下克上!

2016年以降これまでの成果が
現れ始めるのです。

県内の中学校を何度も訪ね、
選手集めに奔走したこれまでの成果が
2016年に実を結びました。

新入生がたくさん入部してくれたのです。

それは改革から3年が立ち、
最初からきっちりと練習が出来るように
なっていた時期だったのです。

彼らの入部以降
練習試合戦績にもその成果
現れ始めました。

練習試合戦績
2014年は25勝109敗
だったのが、
2017年には78勝68敗

勝ち越せるように。

そして夏の地方大会戦績

2014年 津工業 2-11(コールドゲーム)
2015年 名張桔梗丘 5-11
2016年 相可 1-3

2017年 四日市西 6-4
     神戸 8-0(7回コールド
     菰野 3-6

2017年は3回戦まで進出できるようになったのです!
これは11年ぶりの勝利でした。

そして2018年・・・

1回戦 四日市南 10-3
2回戦 上野 11-3
3回戦 菰野 4-3
準々決勝 暁 4-3
準決勝 海星 6-5
決勝 松阪商業 8-2

白山高校の下克上と呼ばれる
見事な勝利を収めることができたのです!

これが
白山高校がリアル・ルーキーズと呼ばれる理由
だったのです!

白山高校・三重県大会優勝時

出典:https://www.asahi.com

スポンサーリンク


白山高校とはどんな学校なの?

ルーキーズと呼ばれるような
ドラマを見せてくれた
白山高校とはどんな高校なのでしょうか?

三重県津市の山奥、
2時間に1本しか電車が来ない
JR名松線・家城駅を降りて10分ほど
白山町という人口1万1000人(4割が65歳以上)
の町に校舎を構えています。

どちらかと言うと
勉強は苦手な学校と言えますが、
就職率は100%を掲げている学校です。

野球部は創部59年
意外にかなり古いです。

かなり昔はいわゆるヤンキー系も
居たようですが、
今はそんなこともなく和気あいあいとした
学校のようです。

また、
生徒に対する先生の割合が多いようで、
それは野球部にも表れていました。

野球部顧問が8人!?

東拓司監督だけかと思いきや、
なんと顧問が8人も居たのです!!

そのうち現場指導が出来る顧問が
東拓司監督を含む5人居るのです。

諸木康真コーチは、
久居高校と大阪体育大学の後輩

片岡翔コーチは、
上野高校監督時代の教え子

磯島毅コーチも、
上野高校監督時代の教え子で
片岡翔コーチの2学年先輩にあたり、

池山桂太コーチ
宇治山田商出身巨人の中井大介選手の
1学年上にあたる強豪校出身者。
磯島毅コーチとともに2018年4月に
異動してきてコーチに加わったそうです。

甲子園の下見の時にニュースなった
バッタボックスに立ちバットスイングして、
大会関係者から厳しく注意を受けた
川本牧子部長が書類作成などの事務を担当しています。

川本牧子部長

出典:https://www.asahi.com

生徒はコーチたちに対して、
気軽に接しているようで、
コーチたちもそれを許しています。

その理由を池田コーチがこう言っていました。

「この学校には真面目な生徒もたくさんいますが、中学時代に先生から相手にされてこなかったような生徒もいます。
そんな生徒に頭ごなしに叱ったり、細かくきっちり管理しては萎縮してしまうんです。
彼らの言うことを認めてあげて、『今のええやん!』と声を掛けると、うれしそうにのびのびとする生徒が多いんです」

出典:https://sportiva.shueisha.co.jp

東拓司監督に対しては少し違うようで、
ピリッと引き締まるようなんです。

もちろん威圧ではありません!

アメとムチと言いますか、
監督は一目置く存在であり、
コーチは兄のような存在になることで
生徒たちはメリハリのある野球が
出来るようになるのでしょう。

監督には言えないことを
コーチが拾ってあげることで
バランス良く生徒を盛り上げていく
それが白山高校の強みの一つになっているようです。

白山高校・野球部を作った
東拓司監督とはどのような人物なのでしょうか?

東拓司監督とはどんな人物?

出典:https://www.asahi.com

2013年に就任してから
6年目という短さで”甲子園出場”
という大きな目標を達成したのが、
東(ひがし) 拓司監督(40歳)でした。

白山高校への就任が決まった時の思いは、、

「正直へこんだ・・・」
「野球部あるのかな?」

と思ったそうです。

気持ちは分からなくもないです。

2時間に1本しかない電車に
草だらけのグラウンド…それが本音です。

でもそこで腐らずに
グラウンドを整備し、
新入生の勧誘に県内を走り回り、
練習試合の時は、
東監督が自ら運転をして向かうのです。

そのマイクロバスは、
シートが所々破れたボロボロのバス
今はエアコンが壊れているんだそうです。

この酷暑に悲惨な状況ですよね…(´;ω;`)

部員がつけた野球ノートには
監督からのこんな一言が書かれていました。

「大きな変化を目指さず、
自分に出来る小さな変化を続けていくこと。
それが大きな変化につながる
”凡事徹底”・・・小さな事を徹底して大きなことにつなげろ

まさに白山野球の根幹といえる
言葉ですよね!

生徒のために頑張ってくれる先生だから
生徒は応えようと頑張ってくれるんですね!

めちゃくちゃ羨ましい学校ですよ!

まとめ

東拓司監督だから、
素直な白山高校の生徒だから、
運とかではなく実力で勝ち取った
甲子園出場なのだと思います。

小さな高校だからこそ、
生徒と先生の距離がこの偉業を
成し遂げたのだと確信しました!

今回優勝した時の監督インタビューでは、
「僕が一番ドキドキしているかなっていう、
日に日に自信をつけてくれて本当に夢のようです」

監督の言葉に生徒への愛が
感じ取れますよね~☆

頑張って毎年出場できるような
常連校にまで発展出来ることを
祈ってます♪

ここまでお読みいただきありがとうございます♪

スポンサーリンク


シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

コメント

  1. はやはや より:

    母校の記事をありがとうございます。

    母校の町はしろやまちょうで変換しないではくさんちょうと変換してください。白山町がただしいです。城山町になっております。さらに細かく言うと白山町家城(いえき)です。

    大変申し訳ありません。記事すごくうれしかったです。

    • りゅっく より:

      ご指摘ありがとうございます。
      町名を間違えて記載していましたね、、大変申し訳ありませんでした。
      修正いたしました。

      私自身彼らの頑張りに胸を打たれたので、
      感動を共有したいと思い書かせていただきました。
      今回の快挙が来年・再来年と続き、常連校になれたら良いですね!

      記事を読んでいただきありがとうございます。